こんにちは!ゆいです!
今回は、シャドーイングにオススメの無料教材を紹介します。
私は、職業柄、
日本でネイティブの方と関わったり、
マラウイ(アフリカ)に住んでいたときにも英語を使って仕事をしたりと、
英語を使う機会がこれまでたくさんありました。
そんな中で、
- 英語を聞き取れない
- 話したいけど細やかなことを上手く伝えられない
などのストレスに、何度もぶち当たりました。
もどかしくてツラかった‥‥
私は日本人でよくいる、
「リーディング」と「ライティング」はできるけど、
「リスニング」と「スピーキング」ができない人でした。
コレ、受験勉強の弊害ですよね・・・。
英語学習に、かなり時間を費やしてきたのに(泣)
なまじ「勉強」はできたため、英語教員にはなれましたが、
なってからが、もう地獄でした(泣)
職員室でのネイティブとの英会話がマジで恥ずかしかったし、しゃべってるのを誰にも聴かれたくなかった。
“WoW!(ワォ!)”とか、”Awesome!(すごい!)”とか、”Exactly!(おっしゃる通り!)”とか、
ノリで乗り切ってました。
「学生時代に英語圏に長期留学をしなかったこと」を、社会人になって、何度も何度も後悔しました。
すごく悔しかったため、様々な学習法を試したんですよね。
- 単語やフレーズを、テキストを使って覚える
- 洋画や洋楽などを聴きまくる
- オンライン英会話を試してみる
- ディクテーション(聞いた言葉や文章を書き取る練習方法)をやってみる
他にもいろいろ試してみました。
その結果、
「リスニングやスピーキングには、シャドーイングがめっちゃ効果的」
だと実感しました。
留学しなくても、リスニング力やスピーキングを向上させることはできますよ。
シャドーイングとは
英語学習でのシャドーイングとは、
「英語の音声を聞いたあと、すぐに復唱する練習方法」
です。
シャドーイング(Shadowing)、またはスピーチ・シャドーイング(Speech Shadowing)とは、
(イヤホンなどで)音声を聞いた後、即座に復唱する実験技術である。
対象者はただ復唱するように指示されても、自動的に文法や意味を処理する。
シャドーイングで復唱される言葉の方が、単に音読する場合より、より口調などの模倣が忠実に行われる。脳機能イメージによれば、擬似語のシャドーイングは、上側頭葉から始まり下頭頂小葉を経て下前頭葉(ブローカ野)に至る経路を通して発話の聴覚表象と運動表象を繋ぐ背側皮質視覚路を通して起こる事がわかっている。
発話シャドーイングは1950年代後半にLudmilla Andreevna Chistovich率いるLeningrad Groupによって最初に研究手法として採用された。
それは、音声言語知覚や吃音症の研究において使用された。また、第二言語習得においてリスニングやスピーキング能力の改善のためにも応用される。
同時通訳の訓練においてリテンション能力の向上のために、数秒遅れて繰り返す手法もシャドーイングと呼ばれるが、第二言語習得に用いるものと、効果が全く異なるので注意が必要である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とにかく、
「シャドーイングは英語学習に効果的で、時間を置かずにすぐに復唱しましょう!音読よりも効果的だよ!」
と書かれています。
シャドーイングのポイント
① 時間を置かずにすぐに復唱する
英語の音声を聞いたあとに、すぐに聞こえてきた音声を復唱しましょう。
できるだけ忠実に再現できればいいですが、最初のうちは難しいので、なんとなくで問題ありません。
② 事前に意味や文法を調べておく
シャドーイングをするテキストは、「事前に意味や文法を調べておくこと」がポイントです。
意味が分からないテキストを復唱しても、あまり効果は得られません。
③ 同じ音声を何度も練習する
毎回違う音声をシャドーイングするよりは、同じ音声を何度も練習したほうが、上達スピードが上がります。
また同じ音声のほうが、「英語が聴き取れるようになった」「英語が話しやすくなった」実感が得られやすいです。
「8割くらいマネできるようになった!」
と感じたら、次の音声に移りましょう。
もちろん、飽きたら、8割できなくても、次の教材に移ってOKです。
最も避けたいのは、
「飽きた」「つまらない」ために、
挫折してしまうことです。
④ 楽しめる音声を探す
自分が興味を持てる音声教材を探しましょう。
「お気に入りのドラマやアニメのセリフ」や「憧れの人のスピーチ」とか、めちゃくちゃイイですね。
楽しめる方法を模索しましょう!
シャドーイングでできるようになったこと
私がシャドーイングをして、できるようになったことは、
- 英語を聴き取りやすくなった
- 発音が良くなった
- フレーズがすぐに出るようになった
- 会話のキャッチボールのテンポが早くなった
「英語を使えるようになった 」と実感が得られたことが、大きな変化でした。
自信が持てました!
シャドーイングにおすすめな無料教材
おすすめの無料動画を3つ紹介します。
音声のみよりも、動画の方がオススメです。
理由は以下の5つです。
- 意味が掴みやすい
- 実際に英語を使う場面では視覚的な情報もある
- 発音やイントネーションが矯正しやすい
- 文脈理解が促進される
- ボディーランゲージも習得できる
教材は全てネットで検索できるので、ぜひ活用してみてください。
① TED Talks
TEDでは、各界の著名人のスピーチを聞くことができます。
スピーチ内容は一流で、内容も興味深いものが多いです。
TEDを聴くことで、知識が増えることはもちろん、スピーチやプレゼンの学習にもなります。
英語のテキストも出ますし、スピーチ1本あたり3〜20分程度なので、シャドーイング教材におすすめです。
https://www.ted.com/talks?language=en&sort=popular
私は3分のものをよく聞いてました。
② NHK WORLD JAPAN
NHK WORLD JAPANは、NHKのニュースを英語にしたものです。
1本あたり5分程度のものが多いので、ぜひみて観てください。
海外の日本が好きな方の中には、NHK WORLD JAPANを観ている人もいます。
もしかしたら外国の方と、日本のニュースのお話で盛り上がるかもしれません。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
③ YouTube
音声学習で忘れてはならないのが、YouTube。
オススメは、スティーブ・ジョブズなど著名人のスピーチ。
トランプ大統領のスピーチも、聞き取りやすいです。
英語学習ができるのはもちろん、教養として、多くのことが学べます。
海外ドラマ「FRIENDS」の解説チャンネルもオススメ。
「FRIENDS」の英語は聴き取りやすいし、解説動画だと、発音の仕方や英語表現などを解説してくれるので、より理解が進みます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
とにかくまずやってみること、そして続けることが大切になります。
3分でもいいので、ぜひ毎日練習するようにしてみてください。
積み重ねると、次第に変化を感じられるようになりますよ。
最初はテキストを見ながら、音声に合わせて読んでみましょう。
少しずつテキストを見ないでできるように、練習してみましょう。
そうすると、必ず英語を聴き取れるようになりますし、話せる内容にもグッと深みが増します。
楽しみながらやってみてくださいね。
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